農業に関わること

家庭菜園

みなさんも家庭菜園に挑戦してみませんか?

食と健康への関心の高まりから、近年にわかに家庭菜園が流行しています。

季節ごとの野菜を育てる楽しさはちょっとしたコツでぐんと広がります。

面白いほど実のなる 「ハヤトウリ」

浅漬けにすれば、シャキシャキの歯ごたえ! 握りこぶしほどの大きさの実が鈴なりになるハヤトウリ。種子をまくのではなく、前の年に収穫した実を植えつけるのが基本です。生育は旺盛で、管理は簡単。面白いほどたくさんの実がなるので、庭で楽しむなら1、2株もあれば十分でしょう。


 


植えつけ


1.夏場には草丈が10mにもなるため、露地で栽培するようにします。なるべく肥えた土に植えてください。


2.ハヤトウリの栽培で、一番気をつけなければならないのが霜です。霜を避けるため、植えつけるのは暖かくなる4月下旬から5月にするのがいいでしょう。


3.植え穴は縦・横30㎝、深さ30㎝程度。用意ができたらそこにひと握りの化成肥料を入れます。


4.肥料をまいた上に、掘り起こした土を戻します。そこに実の半分が土に埋まるようにして置き、半分は地上に出るようにします。お尻の割れ目のある方を、やや斜め上に寝かせて植えるのがコツです。


 


管 理


1.水は、植えつけ時にたっぷりとやるだけで十分です。あとは、数週間にわたって雨が降らなかったらやる程度でよいでしょう。


2.初期生育が早いので、植えつけと同時に支柱を立て、つるが巻きつくように棚を作ります。支柱には太めの材料を使い、高さ1・8mは確保してください。


3.親づるが本葉7、8枚になったら摘しんをします。また、子づるが出てきたら3本ほど伸ばし、葉がまた増えて7枚程度になったら、摘しんしてください。孫づるも3本くらい伸ばすようにします。


4.追肥は必要ありません。病害虫も少ないのですが、うどんこ病が発生したら、殺菌剤をまくようにします。


5.花が咲くのは9月中旬からです。開花して2~3週間すれば収穫できるようになります。果実の大きさが12㎝、重さ300gほどになったら収穫適期です。


 


貯 蔵


収穫した実は、段ボール箱などにもみ殻やおがくずを入れ、5℃以下の低温で貯蔵します。そうするとまた来年、同じように栽培できます。


 


料理法


豚肉と一緒に炒めて食べたり、みそ漬けなどにすると歯切れがよく、独特の風味が楽しめます。 


 


■ハヤトウリと豚肉の炒めもの


1.ハヤトウリの皮をむいて2つに割り、5㎜くらいの厚さにスライスします。


2.炒めた豚肉にハヤトウリを入れ、卵でとじて塩・コショウをします。


3.最後に醤油をたらせば出来上がり!


 


■みそ漬け


1.ハヤトウリを縦に2~4つに割り、種を取り除きます。


2.ハヤトウリの重さの10%ぐらいの塩で漬け、3日ほど置きます。


3.水が上がったら取り出し、陰干しします。


4.赤みそに漬け込み、石で重しをします。10~15日で食べられるようになります。


 


この特集は日本農業新聞「&YOU」に掲載されたものです。日本農業新聞に関するお問い合わせは、JAへ。

面白いほど実のなる 「ハヤトウリ」

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